堀 智勝会長挨拶

この度、第7回日本分子脳神経外科学会を平成18年9月2,3日(土、日曜日)に東京女子医科大学外来センター大会議室で開催することとなり、多数の方々のご協力の下に準備を進めております。

近年、脳神経外科領域において、分子生物学的知見や手法が、病態の解明や新しい治療法の開発には不可欠なものとなってきております。日本分子脳神経外科学会は、脳神経外科疾患(脳腫瘍、脳血管障害、脳・脊髄外傷、中枢神経系の奇形、てんかん、パーキンソン病をはじめとする機能性脳神経疾患等)について、分子生物学・細胞生物学の観点から、診断・治療法の開発を促進することにより、脳神経外科診療の向上を資することを目的として発足し、今年第7回を迎える事となりました。本会は、この分野における、分子生物学的知識を基盤に置いた、新しい情報交換の場として重要な位置を占めております。日常多くの時間を臨床に割いている脳神経外科医にとっては、知識をアップデートし整理するよい機会でもあります。

本学会では、国内のこの分野での第一人者の先生方をお招きして特別講演を企画しております。本学会が実りある学会となりますように多数の皆様方のご参加をお待ち申し上げます。

平成18年2月吉日

 第7回日本分子脳神経外科学会 会長 堀 智勝
(東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科 主任教授)

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